top of page
森田理論の詳しい説明は
森田理論の要点
森田理論とは

​という考え方を身に付けていきます。

​という考え方から

①そのためには次の事を理解し実践していきます。

異物扱いして

無くそうと努力すると

増幅しさらなる

悪循環を​引き起こす

自然に小さくなり、やがて消失する

どんな感情も本来長続きしないのです。

感情の法則
感情の法則

​不安・緊張

​不安・緊張

感情の法則
感情の法則

②そして感情には一定の法則があり、

 症状にも当てはまる事を理解していきます

​不安・緊張

(症状)

ほおっておく(放置する)と

​森田理論とは

森田(療法)理論は森田正馬が1920年に創始した
神経質症に対する日本で生まれた精神療法です。

 

人間として当然な不安、緊張、などの感情を異常と考え、
感情をコントロールしようとすることで
泥沼にはまり精神的に苦悩したり、体の不調となって

表れたりすることを突き止めました。


神経質症からの回復だけではなく、
私たちそれぞれの目標や夢に目を向けさせ、
より良い生き方を身につけることもできます。

​ここでは森田理論の簡単な説明となってしまいますが、

​良かったらご覧になって下さい。

森田理論の要点

​・症状の悪循環とらわれに→

・感情はコントロール出来ないことに→

​気づく

​・症状があっても目の前のやるべき→

・不安や恐怖を無くそうとせず→

行動する

​・不快な感情ごと自分を「あるがまま」に→

・自分の思い描く理想と現実に矛盾があっても→

受け入れる

*森田理論に関する詳しい説明は
​書籍が多数出版されております。
生活の発見会HPでもおススメの本が
いくつか紹介されていますので、
​どうぞ参考にしてください。

コントロール不可能

症状

コントロール不可能

他人の気持ち

自分

現実の自分

比べない

それと同じように感情(症状)もコントロールができません。

他人の気持ちや思考もどうすることもできません。

でもそこに良いも悪いも存在しないのです。

 

不安になる、緊張する、赤面する、震える、

人にどう思われるか気にする・・・

それ自体が悪いわけではないのです。

 しかし神経質症の人は「あってはならないもの」

「どうにかしたい」と強くとらわれてしまいます。
無くそう消そうとできない努力をして、
返って症状は増幅し自分はダメな人間だと思い込みます。

「またなるのでは・・・」という予期不安

行動範囲を狭め生活レベルにまで支障をきたす。

悪循環のスパイラルに陥る傾向があります。

行動は自分の意思でできることです。

ここで大事なのは比べない事と100%を求めない事です。         

​不安を感じつつも行動を積み重ねるによって

​症状は自分にとって自然に起こりうる「事実」だと

少しずつ受け入れるようになっていきます。

それには理解してくれる人や場所も回復への

大きな支えとなります。

家族、医療機関、はもちろんですが、

生活の発見会もその一つとして存在しています。
 

できないことを受け入れつつ、

ゆっくり少しずつ行動範囲を広げていく事によって、

「これさえなければ・・・」→「これがあっても○○する」

という気分重視から目的重視の考え方になっていきます。

最終的には気が付いたら症状があろうと無かろうと、

不安の裏にある欲望を肯定的に生かし

より建設的な行動をとっていけるようになる事が

森田理論でいう回復であり目標なのです。

・緊張してはいけない

・病気になってはいけない

・寝なくてはならない

理想の自分

・緊張する

・病気になる

・寝れない

~べき思考

​差があって当然な事です、ギャップを受け入れましょう。

他人

人の価値は症状がある・ないだけでは決まりません

​○○の症状がある

​○○の症状がない

・失敗したらどうしよう

​不安

・重病ではないだろうか?

・人前で緊張して話せなくなるのでは・・

・嫌われたらどうしよう・・・

・ちゃんと元栓をしめただろうか・・・

とらわれ、悪循環

森田理論の要点2

人には『できること』『できないこと』があります。


天候は晴れたり雨だったり、曇ったり
そしてまた晴れたり・・・

当然自分の意思とは無関係に絶えず変化します。

また不安な気持ちの裏には「より良く生きたい」

「自分を向上させたい」という欲望

表裏一体となって隠れており、

どちらも無くす事のできない感情なのです。

神経質症の人は人一倍欲望が強いので

不安も強くなるともいえるのです。

それならば症状に対しては身を任せて放置し

その裏にある欲望を肯定的にとらえて

「行動」に目を向けていきませんか

あくまでも意識はするべき行動に注いで、

不安や緊張などの症状はほったらかしにして

感じるだけにしましょう。

感情の法則に従ってやがて小さく鈍くなっていきます。

楽しい感情は続いて欲しくても続かないものですが、

不快な気持ちほど研ぎ澄まされてるので

感じたままでいるのは​正直苦しいですし難しい事です。

また、感じたままでいようとしてもそれはそれで

​意識してる事になってしまいます。

頭では理解できても体が自然に理解するまでには

どうしても時間がかかってしまうかもしれません。

しかし、どんな感情も心の中にあるだけで

手足と同じように切り離せないですし

自分自身の一部として存在しているのも事実なのです。

不安を感じたら、すぐ消そうとしたり自分が悪いと評価せず、

​「今、自分は不安状態の真っ只中にいるなぁ」

と現実をそのまま捉え味わってみるのも一つの方法です。

60%くらいを目標にすると気持ちにゆとりが生まれ

自分を受け入れやすくなります。           

他人と比べたり、理想と現実の自分を比較する事は

​症状に意識が向くので自分を苦しめてしまいます。         

欲望

・成功したい

・健康でありたい。

・人前で思いや考えを伝えたい。

・より良い関係を築きたい

・事故を防ぎ、安心して暮らしたい

​向上心、努力

症状は無くそうとしても​無くならない。

症状が無くなったら

行動する

症状があるから

行動しない

行動が気分に左右されてしま​う。

行動する

焦らずに

できる事から

症状があっても

抵抗せずに

感じたまま

症状の有無は自分にとって大きな問題ではなくなる。

目的重視で行動する事が身に付いてくる

事実の積み重ね

不快な感情の受入れ

回復を遠ざけてしまうパターン・・・

森田理論の回復へのアプローチは

森田理論はNPO法人「生活の発見会」で学ぶことが出来ます。

生活の発見会は、1970年に設立された神経症の自助グループで、

森田療法を当事者だけで学習・実践しています。

 

生活の発見会会員が全国各地区で自主的に行っている活動グループが

『集談会』です(もちろん非会員の方も参加できます)。

​詳細は生活の発見会ホームページをご覧下さい。

bottom of page